
こんにちは。クロサギです。今回はいわゆる宗教二世達の赤裸々な体験談をお伝えしたいと思います。
私の本業は葬儀屋です。毎日様々な宗派の式を担当します。
一般的な宗派が多い中時にこれは新興宗教だなとかカルトに近いなと感じるものも多いです。
私達は仕事なのでどんな宗派でも対応いていきます。
が、その中でも、今話題になっている宗教や以前話題になっていた宗教2世の知人の体験談をお伝えしていきたいと思います。
詐欺の中でもこれは壮大な詐欺。人生を狂わせ親子の絆さえ断ち切らせてしまうのです。
神はいつも見ている

その知人は小学校からの友人でした。私から見て特に変わった子といった印象もなくごくごく普通だったよような気がしていました。しかし、父母の皆様からは話題の的のようでした。
彼女の母親のはまっていたのはエ○バでした。
普通に会話もしていたA子でしたが一緒に遊んだとか家にあそびに行ったり来たりと行った来たりといったことは一切ありませんでした。
低学年の時はさほど気にならなかったのですがクリスマス会や誕生日会の時に何気なく誘ったらとても悲しそうな表情で首を横に振ったことを覚えています。私はなんで来ないの?と素直に聞いてみました。すると・・・。
「お母さんが駄目っていうの」とポツリ。「何で???」と聞き返しましたがそれ以上何も言うことはありませんでした。
幼い子供にさえ言いづらい理由とは何だったのでしょう。子供なら素直に話せて当たり前なのに親の都合でこんなに気を使わせてしまうなんて。今思えば可哀想でなりません。
小学校の生活ではお誕生会に呼ばれなかったり、ごくごく当たり前の楽しみも経験せず成長したのだとか。
自宅では神の子として・・・エ○バの鞭

自宅では神の子として厳しい戒律があります。子供の楽しみでもあるTVやゲームなどを楽しんだことはないと言っていました。
常に神の言葉を教えられサタンの恐ろしさを植え付けられ育ったA子。
友達からもらったシールを親に見つかってしまった時の話をしてくれました。
いつもは物静かな母親が鬼の形相でシールを破りA子を床に座らせました。
A子は恐ろしさで震え失禁するほどだったそうです。それは・・・。
あの鞭打ちが待っているからです。下着を下ろしなさい!と命令され泣きながら下着を下ろすと悪魔を体から追い払うと言いながら臀部に鞭を振り下ろすのです。
それは時にミミズ腫れでは済まないほど。時に流血をし、床に飛び散った血が滲むほどの時もあったそうです。
今もあの時の恐ろしさは忘れられないと言います。もちろん臀部には今も傷跡が残っているそうです。
ひどい仕打ちと思われますが、エ○バの教えの中に
◆◆鞭を打てない親は子供をサタンから守れない◆◆と言われています。
親にして守れば子を守るために必死なのです。
しかし、1世の信者は鞭打ちを経験していません。2世からこの狂気とも言える儀式が始まったのです。それもかなり矛盾していますよね。
その後も普通に学校生活を送っていたように見えたのですが、次第にA子は浮いた存在になってきました。
何故なら校歌や国家を歌う時一人だけ体育座りをしてうつむいていたからでした。
最初は気分でも悪いのかなと思っていた私。
でも毎回校歌斉唱・国歌斉唱になるたびに座ってしまうので不思議には思っていました。そんな事もあって彼女は奇異の目で見られていました。
年頃になって・・・

中学になり年頃になった彼女。年賀状のやり取りやクリスマス、初詣などイベントの話題には
一切入れず相変わらず浮いた存在ではありましたが元来性格の良い子なので私はよく話をしました。
信者以外の友だちを作っては駄目、土日は必ず霊的活動や奉仕活動に使われるため遊んだこともないのだとか。
なので、私と喋っていることがバレたらお仕置きをされてしまうと言っていました。
「お仕置きって何?叱られるだけじゃないの?」と聞くと目をギュッと瞑り激しく頭を横に振りました。
私は聞いてはいけないことを聞いてしまったようです。
驚いたことに幼稚園にも行っていないことを聞きました。
そんな会話の中で、将来何になりたい?と聞いた時表情が曇って行ったことを覚えています。
そして、高校進学を機にA子とは離れ離れになりました。
あの頃の自分を取りも戻したい・・・

あれから40年近く経ち、A子が何の宗教の犠牲になっていたのかわかりました。
それを【宗教2世】と最近は呼ぶようです。私は人伝手に彼女の連絡先を聞きました。そして、この大それた詐欺というべき宗教の罠を聞くことが出来ました。
彼女は親の言うことをその後も聞き大学にも行かず(エ○バでは大学に行くことは許されていません)
成りたいものにもなれず、正社員としても働けずにいたそうです。(正社員になってもいけないのです)
ちろん信者同士意外の恋愛もNG。アルバイトと奉仕活動の日々を送っていたそうです。
献金のため貧しく3度の食事もままならないこともあり学校の給食だけが楽しみだったとか。
なので高校のお弁当は一人で隠れて食べていたり持ってこれないときもあったと辛い学生生活を語り始めました。
エ○バの戒律とは
学校生活において一番つらかったことはと聞くとこれだけの禁忌事項がでてきました。
幼稚園に行くこと
大学へ行くこと
大学院へ行くこと
エ○バの証人ではなくなった人との交友
(親子であっても徹底的に忌避、挨拶、電話もNG)
世のTVを見ること(世とはWT,JW以外の)
世の音楽を聞くこと(歌詞にまで注意)
世の音楽を歌うこと(歌詞にまで注意)
世の映画(恋愛、アクション、暴力、戦争、ファンタジー魔法)
インターネットでいろんな情報を調べる事
テレビ等でものみの塔に不利な情報を流している番組を見続ける事。直ぐに消すように推奨している
国旗に敬意を払うこと
国歌斉唱
校歌斉唱
の立候補
生徒会の投票
学級委員の立候補
学級委員への投票
部活
騎馬戦
武術(授業も受けません) 剣道や柔道など
応援合戦
進化論を信じたりテストの答案で答えたりする事
発表会の劇に出る事(盗賊や、魔法、エホバ以外の神が出るもの)
世の人(JW以外の)と親しい友となること
生徒会
新年の挨拶 明けましておめでとうございます を言う事
年賀状を出すこと
お年玉を渡すこと(貰うのはよい)
誕生日
クリスマス
節分
桃の節句
五月の節句
七夕
父の日
母の日
バレンタイン
成人式の参加
盆踊り
ハロウィン
イースター
これだけのことを禁止されていたなんて思ってもいませんでした。A子が普通の生活を送れないのも当たり前だったのです。高校を卒業してからは・・・。
これだけの誓約の中では職業の自由もなく恋愛の自由もない状態です。
高校を卒業してからは・・・
正社員で働くこと
下ネタを話す事
ラップダンス
フォークダンス ( 異性に触れるから )
エッチなTV、映画、本を見ること
エッチな妄想…心の中の姦淫
エッチな妄想…心の中の淫行
配偶者以外の異性に手を振ること
姦淫以外での離婚
姦淫以外の理由で離婚した場合の再婚
若い盛りの結婚
JW以外の人との結婚
婚前の2人きりのデート
異性とカラオケに行くこと (密室になる可能性があるから)
妻や子に必要なものを与えないこと(生活費等)
女性が男性に命令すること
女性が男性に言い逆らうこと
女性が男性に聞かれてもないのに意見すること
女性が男性に敬意を示さないこと
女性が会衆の役職につくこと
偶像崇拝(芸能人、アイドル含む)
ペットを過度に可愛がる事( 偶像崇拝 )
先祖崇拝
組織崇拝(JWの組織だけはよい) JWとは(Jehovah’s Witnesses)のことです。
人間崇拝(JWの中枢、トーチ体だけはよい)
過度の飲酒
血を含んだものを食べること
輸血
献血
未信者の家族や親族の輸血の同意書にサインする事
喫煙
占い(全て)
心霊術
お守りを身につけること
まじない
血液型で性格判断すること
宇宙人を信じること
妖怪を信じること
妖精を信じること
喪服を着ること
法事への参加
ゲーム(格闘、戦闘、ファンタジー)
賭け事(宝くじ含む)
政治選挙の投票
政治団体への加入(後援会等)
デモ参加
署名運動への参加
背教者との関わり(WT,JWに都合の悪い事を言う者は全て背教者扱い)
JWの組織に不満を言う事
WT,トーチ体に疑問を持つこと
新年会
忘年会
乾杯
万歳
三本締め
政治家になること
タバコを売ること
水商売
警察官になること
自衛隊に入ること
格闘家になること
レーサーになること
戦闘機や武器を作成する会社で働くこと(部品も含む)
千羽鶴制作のお手伝い
派手めのヘアカラー
派手めのパーマ
流行の髪型
男子の長髪
髭をのばすこと
タイトパンツ
ヒップホップスタイルの服装
タイトスカート
ミニスカート
スリットの入ったもの
体の線が わかるもの
露出の多い服
生地の薄い服
襟ぐりの深い服
胸元のボタンは窮屈でも上まできっちり止める
ディズニー等ファンタジー系のキャラクター商品
一般の賛美歌を歌うこと
人を称賛、称える歌を歌うこと(ものみの塔の中枢、統治体にだけはよい)
いただきますの合掌
十字架のアクセサリーを身につけること
ボディピアス
集会を休むこと
( 旅行はいいけど、コンサート、スポーツ観戦、家族との娯楽はダメ。集会を最優先 )
キャンプファイヤー
ヨガ
格闘系フィットネス
太極拳フラベリーダンス
姦淫(これは当たり前ですが)
同性愛
堕胎
婚前交渉
自慰行為
例えば、好きな人が出来てしまったとしてもサタンに取り殺されてしまうと植え付けられてしまった2世は恐ろしさで心のなかで思うことさえ出来なかったそうです。
神は心の中もお見通しと言われ続けてきた2世にとって思考さえもコントロールされてしまっていたのです。
悪魔の家からの脱出‼

高校を卒業し、アルバイト生活を始めたA子。今までとは違った環境に驚くことばかりでした。
同い年位のバイト仲間と話をしていくうちに自身の置かれた異質な環境に強い疑問と怒りを覚えるようになりました。
やがて、バイト仲間の一人に恋をしたA子。バイトと家の行き帰りしか経験のなかった生活に初めてデートをしたのでした。
両親に時間も給料もしっかり管理されていたため、親の知るところとなった時
「お前はサタンに取り憑かれた汚れた人間だ!」と激しく罵られ手を挙げられそうになったそうです。
その時彼女は初めて両親に逆らったのでした。
「おまえたちの頭がおかしい!こんな悪魔の住む家なんか出ていってやる!」
そう怒鳴りそのまま家を出たのでした。その時の両親の顔は随分と年老いて見え痩せた二人が手を伸ばしてつかもうとする姿が今でも目に焼き付いているそうです。
バイト先にも押しかけてくるため彼女は仕事場を変え、ネットカフェで暮らしながら何とか生活を立て直し、その時の彼と結婚しました。
こうやってお茶を飲みながら彼女とこんな話を出来るのもあの時の彼女の勇気があったからこそです。
彼か彼女の全てを受け入れてくれた大切なパートナーとなりました。
あれから彼女は子供を授かり幸せの暮らしています。あの両親の住む家には1度も帰っていないそうです。
近所からも浮いた存在で孤立している両親。献金のため働き、貧しい生活を今も送っているのでしょうとA子は言います。

まとめ
宗教は自由です。信じることも自由です。しかし何も知らない子供に押し付け体罰を加えることは虐待です。物事を自身で判断できるようになってから入信するのであればそれは自由だと私は思うのです。
20年間も苦しんだA子。今でも子供が泣き叫ぶ声を聞くと思わずお尻を隠しあの痛みがよぎると言います。
今彼女は自分ができなかったことを子供にしてあげています。彼女は自身の子供と一緒に成長していきたいと語ってくれました。
弱った心に付け入って入信させ、献金をさせる壮大な詐欺。騙されたと思った頃には何も手元には残らないのです。



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