もう断れない⁉親切を装う優しい詐欺師に騙される心理とは!

詐欺師

こんにちは。クロサギです。世の中にはいかにも悪そうな人と良い人っぽい人っていますよね。
いかにもって言う感じのゴリゴリの悪そうな人が玄関先に来て、何かを売ってきたら警戒してまず家に入れないし、まず買わないですよね。

でも、親切そうで良い人っぽい人が「あなたのためを思って・・・」みたいなテンションで入ってきたらとりあえず話だけでも聞いてしまうかもしれません。

ましてや、最初はセールストークなど全くせずに信頼関係を結ぶために通いつめられたら・・・。
今回はそんな人間心理を巧みにつかむ詐欺師をご紹介します。

人の好伯父を騙し夫婦の危機にまで追い込んだ手口です。

人のいい伯父を騙した詐欺師なの。許せないわ!

突然現れた一一人の男


私の親戚の伯父が【節電できる機械を設置する】といういわゆる【節電器】詐欺被害に遭いました。

それはある機械を設置すれば電気代が安くなるというもので節電になるというもの。

その当時伯父は個人商店をやっていて、お店の毎月の電気代がかなりかさみ、気になっていたという事もあり、話に乗ってしまったようでした。

その手口は実に巧妙で、初めは詐欺師がひとりのお客として伯父の店にやってきては商品を買っていったというやり口。
それが騙された発端になったようです。

ある日お客として訪れた一人の男。
その男は毎日買い物に来ては伯父とフランクに話すようになりそのうち世間話から店のことをあれこれ聞きだすようになりました。

このご時世なので「電気代もばかにならないでしょう」などと親切心を装うかのように切り出して来たそうです

伯父も「そうだね~。光熱費が下がればもっと楽になるよね」と世間話的にその時は切り返し、気にも留めていなかったそうです。

確かにお客を装ってこられたら店側としては断りづらいわよね。

電気代が安くなる?魔法の機械⁉

詐欺師は巧妙に店だけではなく徐々に伯父の懐にも入り込んできました。
初めはまずお客として優位な立場で入り込み【お客だから断れない】という立場を作ってから話を聞かせるというテクニックでした。

最初に出来上がった上下関係のような立場のため最後まで伯父は相手は【お客様】というスタンスから抜け出せないでいました。

ある日、男は買い物の会計時にパンフレットを持ってきました。会計時。これが騙しのポイントです。

あくまでもお客様の立場で優位に立ち、パンフレットを渡せば店の店主としては
「ありがとうございます」と言わざるを得ないですよね。

逆の立場であれば詐欺師に怪しいパンフレットを貰ったらきっぱり断ることが出来たでしょう。

しかしこれがこの詐欺師の騙しのテクニックだったのです。
たたでさえ、伯父はお人好しのうえ押しに弱いところがあったので商品を買ってもらったという立場になったその時点で
【しつこいセールスマン】から【お客様】と話しているという感覚になっていったようでした。

普通はそのようにして店の商品を購入するのには何かがあり、相手に好感を持たせるための作戦であることなど、容易に気付くのですが、伯父はそうは思わなかったようでその詐欺師のセールスマンを良い人と思ってしまったのでした。

また、詐欺を働いた場所が最悪でした。
であればお客として入ればいくらでもそこに居座れてしまうというのがいけなかったのだと思います。


そのようにして徐々に断ることができない心理状態に持っていかれたのが騙された一番の原因だったようです。

実際、伯父も最初の頃はその節電できるという機械を売り込んでくるセールスマンをちゃんと怪しんでいたのですが、長い時間店に居座ってお客として堂々と店に入り込み、

巧みにセールストークをされたことで、なんとなく悪い人ではなく良い商品を売り込んでいる人と思ってしまったというのがあったようです。

当然良い人のわけではなく、その詐欺師は高額な、しかも全く電気代の節約にならない機械を買わせるためだけににしつこく居座って話をしていたということです。

なので、普通ならこんな詐欺に騙されるわけなどないとわかっていても色々な要素が重なってしまって詐欺の被害にあってしまったという珍しいケースだったようです。

店の心配をする親切なお客みたいなふりをして付け入ってきたのね。

詐欺の被害に遭った後でも詐欺師を信じていた⁉


どう見ても詐欺の被害に遭っていることが分かっていた家族はそのことを伯父に指摘したようでしたが、それでも伯父は詐欺師の言い分を信じていたようでした。

実際に120万円も出して購入した機械で電気代が安くなったという明らかな結果は出ませんでした。

確かにほんの少しだけ電気代が数百円程度は安くなったようでしたが、それは使う電力をその機械が抑えて照明を必要以上に明るくしないようにしているだけで、単に電気を使ってない分電気代が安くなっているだけであることがわかりました。

しかしその事実がわかった後でも伯父は詐欺被害に遭ったとは考えていなかったようです。

その理由はやはり詐欺師の男が延々と通い続けてそれなりに人間関係を築いていたからでした。

伯父のケースを見ていて、詐欺に遭う人はやはり詐欺師を頭から信じてしまい、詐欺の被害に遭っていることを家族から指摘されても聞く耳を持たないなどの理由があると思いました。

120万も出すのならまず家族に相談するのが当たり前なのでしょうが、信じ切っていた伯父は誰にも相談をしなかったのです。

そして詐欺師はそこまで相手に上手く取り入ってきて完全に相手を信じさせることで高額な商品を買わせることに成功するのだと思いました。

120万もとられてもまだ信じていたなんて。

詐欺被害は家庭不和をも招く⁉

この事件以来しばらく伯父の家では険悪なムードが続いていました。
マインドコントロールが解けない伯父と120万をだまし取られたという怒りのが冷めやらない伯母の間には不穏な空気が流れていました。

夫婦仲良くお店を営んでいた伯父夫婦だっただけにこんなことで離婚にでもなったらと周りも心配していました。

仲のいい夫婦だったのにこんなことで離婚にでもなったらどうしよう。

夢から覚めた伯父



しかし、しだいに伯父のマインドコントロールも解け、伯父は馬鹿なことをしたと口にするようになりました。

今ではその節電の機械を見るたびに頭をかきかき反省の弁を口にする伯父に、ツッコミを入れる伯母がまるで夫婦漫才のようで微笑ましい限りです。

元の仲睦まじい夫婦に戻った二人。

しかしここに至るまでになかなかの時間を要しました。
夫婦の危機を乗り越えた今だからこそ笑い話にできるのでしょうが、詐欺被害に遭った当初は離婚の危機さえありました。

平和な家庭に波風を立てる詐欺師。本当に許せないですね。

いろいろな詐欺がありますが、詐欺師が捕まるリスクを負ってまで時間をかけて人を騙すなんてことがあるとは知りませんでした。
しかしあんなにも接触していたにもかかわらず伯父はその男の素性を一切知らなかったのです。

そう。名前すら。名字だけで呼んでいたくらいで下の名前も知らないと伯父は言います。

実際その男住所や名前は全くのでたらめで、携帯も繋がらず、連絡すら取れない状態になりました。伯父もその男を信じ切っていたため高額な商品を購入するにもかかわらず住所を調べたりはしなかったようです。

まとめ

この事案は防ごうと思えば防げた事案です。
いくつか防げるタイミングがあったにもかかわらず引っかかってしまた伯父。

その後伯父夫婦は消費者センターに相談しましたが、解決には至りませんでした。

同じような被害に遭わない為にも

  • 高額な商品を飛び込みのセールスで買う場合は家族に相談する
  • 住所の確認(出来ればストリートビューなども有効)は必ずする
  • 商品の確認(ネットで調べる)
  • 電話をかけてみる
  • 会社概要を調べる

最低この5つは調べましょう。

この他にも、ブレーカーに貼るだけで節電が出来るシールなど節電詐欺は多いものです。

検索してみると、これかなと思われる商品がありました。

”強力な(-)イオンを発生し、電気抵抗を妨げている原因である静電気=(+イオン)を緩和・除去し、電気の流れを良くする事で、電気の使用料を節約する事ができる商品です。

怪しすぎますね。

1枚1万~5万円のシールを購入するだけではなく、人にシールを購入してもらうと報酬が入るなどねずみ講まがいの販売もしています。
このシール全く効果は得られないそうで、国民生活センターには沢山の報告が挙げられているそうです。

怪しいなと思ったら国民生活センターなどへ一度問い合わせてみましょう。





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