心理的瑕疵物件⁉詐欺?

事故物件

こんにちは!クロサギです。今回は心理的瑕疵物件についてお話していきたいと思います。
クロサギの本職は葬儀屋です。

他殺、自殺、事故、孤独死なんてものは日常茶飯事。
核家族化が増え独居老人が増えた今、誰にも看取られないままなくなってしまうことが多くなりました。

詐欺ではないのですが友人が住んでいた部屋での出来事をご紹介していきたいと思います。

告知義務は無い!?

まず心理的字瑕疵物件のご説明をします。

心理的瑕疵物件とは自殺や他殺、孤独死などがあったお部屋のことを指します。

(家族に看取られて亡くなったりするときなどは心理的瑕疵物件にはなりません)

そのことを借主などに告知する義務が不動産屋にはあるのです。

賃貸で3年。売買の場合はもっと長いそうです。

(損害賠償の額が大きいため何年たっても告知をする必要があるのだとか。)

そんな時、シングルマザーになった友人が部屋探しを始めてやっと納得のいく広さと家賃に巡り合えたと言ってきました。

広く日当たりもばっちりのわりに安く、なんかあったんじゃない?なんて笑っていました。

個人情報なので、私たちはどこのお宅でどんな亡くなり方をしたなどは絶対漏らしません。

他殺などショッキングな亡くなり方だと言わなくてもバレてしまいますが、自殺の場合は伏せておくことが多いため周りは知らないことが多いのです。

そのお部屋は一部クリーニングと書いてあったらしくワタシはすぐ亡くなった場所と状態がわかりましたが、孤独死などはよくあることなのでそのまま何も言わずにいました。

無事引っ越しも終わり彼女は嬉しそうに新生活をスタートしました。

特にきれいになっているお部屋が気に入ったと言っていたのが忘れられません。

不気味な声がが・・・

しばらくして、彼女からLINEがありました。相談したいことがあるというのです。

カフェでお茶をしながら話を聞くと、近所の人からこの部屋の人は自殺したと言われたそうです。

長く空いていた部屋で、リフォームされていて安かったら普通疑うでしょと思ったのですが、ものすごい剣幕で不動産屋訴えてやるとまで言い出しました。

自殺は4年前で、腐乱してから見つかったそうです。ワタシは(やっぱりな)と思いながら聞いていました。

自殺まではわからずとも腐乱死体で見つかったことはわかりました。

自殺後1度目はブラジル人夫婦が入居したそうで、ブラジルの人はそういうことをまったく気にしないそうです。
(悪魔のほうが怖いらしい)家賃が払えず退去。

その後は単身赴任の男性が2年住んでいたそうです。
「なので不動産屋には告知義務は無いよ」と話しても気が収まらないようでしばらく怒っていました。

なんか肩が重いとか、眠れないとか、声が聞こえるとか。

ご近所の人に聞くまでお気に入りの場所って言ってたじゃん!と思いながら聞いてたけど・・・。

告知義務違反ではない!?

賃貸で3度目の入居者でしかも4年前の自殺では文句も言えないでしょう。

詐欺だ!と怒る友人を宥めすかし不動産屋さんに苦情を入れることを止めました。
結局引っ越しを決めた彼女。

不動産屋さんに最後に文句を言ったそうですが告知義務はもうないのでと言われたそうです。

これが売り物件なら年数にかかわらず告知義務があるのでしょうが、賃貸には3年とちゃんと決まっているそうです。

どんな理由があれ自殺された方を思うとちょっと切なくなります。

その人もそこのお部屋が気に入っていたのでしょう。

一人寂しく自殺をしてしまった経緯はわかりませんが引っ越してしまった彼女もちょっと気の毒でした。

彼女は引っ越しをし、また新生活をスタートしました。今度はちゃんと心理的瑕疵物件のことを聞いてから引っ越ししました。

狭くなった部屋と家賃の高さにちょっと不満げな様子でしたがとりあえず丸く納まりました。

まとめ

今回は詐欺ではないお話でしたが、(借りた本人だけ詐欺だと言い張っていましたが)物件には心理的瑕疵物件、だけではなく物理的瑕疵(シロアリで床が抜けそうであったり土壌汚染があったり)や環境的瑕疵(近所に反社会的な方々の事務所があったり,ゴミ屋敷や騒音があったり)というのもあります。

その他法律的瑕疵などがあります。

法律的瑕疵とは、法律や条例等の制限によって自由な使用収益が阻害されていることを指すもので、法律的瑕疵は、キズというよりは買主や不動産会社の調査不足によって生じる誤認であるといえます。

法律的瑕疵そのものはあまり問題となることはなく、むしろ不動産会社の重要事項説明義務違反として取りざたされることが多いようです。

皆さんも家を探すときはちょっと気を付けて不動産屋さんに聞いてみましょう。

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