
こんにちは、クロザギです。新興宗教について思うこと。
世の中には様々な詐欺がありますがこれほど壮大で横行した詐欺はない。
そんな思いの人もたくさんいるのではないでしょうか。
安倍元首相が射殺されてことを発端に明るみに出た教団の実態。
今回も宗教2世の子どもたちの苦しみと呪縛からの開放についてお話していきたいと思います。
昼下がりのまったりとしたカフェで取材をさせてもらうこと第二弾。
私達の席だけ異様な空区間に包まれていました。
ゆっくり話しだしたB子。
彼女は今話題の世界平和統一家庭連合会(旧統一教会)の宗教2世でした。
神に祝福された子供

生まれながらにしてその宗教を課せられた宗教2世の子供だった彼女。
何もわからない小さなうちから英才教育とも言える宗教の教育を受けるのですから、疑うことなど知らなくて当たり前でした。
私生活の制限はもちろん、人付き合いも制限があり、強い縛りの中で生きていました。
2世として生まれた子どもたちは、「祝福2世」と呼ばれ、教団内では大変可愛がられます。
なので、子どもたち的には大変居心地のよい空間だったようです。
統一教会は韓国の宗教なので同じ2世の子供同士のでは「○○オッパ兄」「〇〇オンニ姉」と呼び合います。
週末には聖書の勉強を2時間ほどし、礼拝などをします。
その他には、家で毎日必ずしなければならないことがあります。
それは、統一教会の教祖である文鮮明氏の著書の朗読会をしたり、礼拝をすること。
毎朝5時に起きての礼拝は学校に通う子どもたちには結構きついものだったでしょう。
どこの宗教にもありがちな勉強合宿があり統一教会では修練会と呼んでいます。
いわゆる泊まりこみの合宿ですね。そこでも聖書について学ぶのです。
この頃になると、リーダーシップを養うためにも宗教2世の年長リーダがまとめ役となるそうです。
幼い頃から繰り返し教えられていたのは「原理講論」というもの。
説いたのはあの文鮮明氏。
生活の中で罪を犯し堕落した人間は本来の姿に戻るため、教会のハンドブックの中には
・心得 収入の10分の1を献金することを求められていました。
献金こそ身を清める手段であると。
神の子とは

「祝福された子」として育った彼女。幼い頃は何も疑問には思わなかったのだといいます。
宗教2世として生まれた子どもたちは「神の子」として生まれたのですから、「お母さんによく似てるね」とか「お父さん似だね」などと言われることはありません。
実の親に「あなたは神の子だから」と言われることに対して心の葛藤があったそうです。
年頃になると愛されて両親から生まれたわけではなく「神の子」として生まれたのだとか、両親に望まれて産んでくれたのでではないとか思うようになってきたのです。
恋愛など皆無

統一教会で有名なのは「合同結婚式」ではないでしょうか。
一昔前有名アイドルが合同結婚式で結婚した映像を思い出す人もいるでしょう。
教祖により決められた名前も顔も知らない相手と結婚する合同結婚式。
統一教会の2世はハーフも多く、特に韓国と日本のハーフが多かったと言います。
「合同結婚式」をすることを「祝福を受ける」といい、その家庭は「祝福家庭」そして、その子どもたちを「祝福2世」と呼ぶそうです。
祝福2世ではない子供とは

すでに、世帯を持った人が入信することも多々あったそうですが、その家庭の子どもたちは可愛がられ方に明らかに差が出るそうです。
それは差別的とも思えるほど。
2世ではない子供たちは「サタンの子」「悪魔の子」といった扱いを受けるのです。
統一教会では血脈が重要視されます。
なので、一般人との恋愛などもってのほかです。
祝福者以外の人=サタンという考えなので、2世が一般人とのSEXをすることを異様に禁じます。
だからでしょう。B子は恋愛など考えてもいなかったそうです。
祝福されていても貧しさから抜けられない

今巷のニュースで話題になっていることに切り込んでみました。
献金の実態です。
彼女は堰を切ったように話し始めてくれました。
献金のせいで彼女の家庭は常に貧しく、いつも食卓は質素なもので、ごちそうとは程遠いものでした・・・と。
美容院にも行ったことはなく不器用な母が切れないハサミで髪を切ってくれていたため、
いつもガタガタの髪型でした。今なら虐待と言われかねないですね。
服もお下がりや古着ばかりで周りの人たちから見下されていたといつも感じていたそうです。
そこで、彼女の抱いた矛盾。
なぜ祝福2世の私がこんなに貧乏で汚らしい格好ばかりしていて、サタンの子達は良い格好をして美味しいものを食べていられるのか。
ふつふつと湧いた心の葛藤でしたと。
献金の実態

献金のでは今も返金を求め話題になっていますがB子の家庭でも献金は常でした。
B子の母親によく送られてきたメッセージ。
勝利家庭。上位の勝利家庭になって下さることをお祈り申し上げます」と。
一見、何のことかわからないメッセージですが、200とは献金金額・勝利は献金達成を意味するそうです。
そのためB子の家も必死になって献金を繰り返していたためまさに極貧生活だったと言います。
霊感商法も裁判沙汰になっていますがB子の家にも壺やドリンクなどがありそちらの方にもかなりの金額をつぎ込んでいたようです。
両親はいくつもの仕事を掛け持ちし、朝から晩まで働いていたため家にはいませんでした。
幼い頃から1人家に留守番をしていることが当たり前で、それでも両親は朝から晩まで働き詰めに働き献金をしていたのだとか。
ろくな食べ物食べず粗末な服を来て睡眠時間を削ってまでも働く両親の姿は痩せこけた獣の様に見えたそうです
寂しい思いをしていたのと貧しい思いをしていたこともあって次第にB子の心は荒んでいったそうです。
しかし、幼い頃から親に従わない子は体罰を受ける、ハルマゲドンで滅ぼされるという恐怖を植え付けられているため親には逆らえず、精神的葛藤に苦しみ続けていたのでした。
狂った教え

そんな日々を送っていたある日のこと、高校生になったB子は強烈な腹痛に襲われました。
生理痛もひどかったため病院に行くと子宮内膜症と診断されました。しかし適切な治療を受けさせるどころか教団の施設に通う頻度が多くなるだけでした。
母親いわくサタンがお前に子孫を残させまいと子宮を掴んでいる
信仰心が足りないからだと。
B子は治療も受けさせてもらえず生理の度失神をするほど痛みに苦しんでいました。
教団との決別

ほどなくして、B子は高校を卒業し就職をしました。
ちろん大学にも行きたかったのですが、明日食べるお金にも事欠く事情なのでもちろん断念せざるを得ませんでした。
高校時代もバイトをしながら学費の足しにしていたB子。
ある日バイトのお金にまで手を付けた母親に怒りをぶつけてしまいました。
初めての反抗だったそうです。
その時何を口走ったかわからないほど堰を切ったように母親を責めたようでした。
両親に嫌気が差し就職を機に家を出たB子。
その後ろからサタンだのハルマゲドンだのと叫ぶ母親の恐ろしい形相が今も忘れられないそうです。
長年の呪縛から心を病んでしまったこともあり心療内科に通いながらも仕事を頑張っています。
まとめ

世の中には色々な詐欺があります。オレオレ詐欺やフィッシング詐欺などよく知れた詐欺。
それならこのケースは詐欺ではなのでしょうか。
心の弱った人や悩みを抱えた人の心に付け込み、財産を奪い、なければ無いなりに献金をさせ続ける。
そして子どもたちに宗教の英才教育を施しサラブレットを育てる。
負の連鎖は続き教団は私腹を肥やす。実に壮大な詐欺ではないでしょうか。
よく詐欺は騙されるほうも悪いと言われます。
しかし、死ぬほど辛い悩みを抱えた人に親身になって話を聞いてくれる人が現れたら心を許してしまっても仕方のないことなのでは無いでしょうか。
しかも、悩みが解決すると言われたら信じてしまうでしょう。
詐欺は騙す方が悪いのです。
付け入るスキは誰にでもあるのです。
私は絶対騙されない!と言い切る人。その人こそ危ないのです。
日本古来から宗教は存在しています。現に檀家さんや檀信徒さんたちが今もお寺を守っています。
仏壇があったり神棚があったり。心の拠り所であるのは間違いありません。
信じる者と書いて【儲ける】と読みます
教団にとって信者ほどお金を生んでくれるものはないのです。
信じるのは勝手です。
でも子どもたちを巻き込んで人生を奪うことは許されません。
もし、今後入信することがあったら。
それは御自身だけで。


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